英語で育った子は英語をつかうように
愛の言葉で育った子は愛の言葉をつかいます。
愛の言葉をたくさん浴びている子は
愛のある行動をとるようになるんですよね。
環境は思考をつくり
思考は言葉をつくり
言葉は行動をつくって・・・
「もう、ほんとダメね」
こう言われて育った子は、素直にこの言葉を信じて自信を無くしてしまうでしょう。
あなたがいてくれてよかった
あなたは私の誇りよ
どんなあなたでも大好きよ、愛してるよ
こういわれて育った子は、素直に自分を愛し、他人に愛を与える人に。
自分を愛せるということは他人を愛せるということです。
ある困難があって、我が子に愛情をストレートに伝えることに抵抗のある方もいると思います。
そんなときはまずお父さん、お母さん自身が何よりも自分を大切にありのままの自分を認め愛していきましょうね。
子どもは「環境⇒思考⇒言葉」これをものすごい速さで吸収し続けます。
そして子どもは自分を中心に世界が動いているんですね。
両親がケンカしているのは僕のせいだ…という風にダイレクトに自分に結び付けがちです。
目の前で起きることは自分のせいだと思ってしまったり・・・
子どもの物事のとらえ方は固定概念がないため
おとなには思いつかないような特殊な捉え方をして苦しんでいる事例も聞きます。
あなたも子どものすばらしい比喩表現力にハッと驚かされたり、考えさせられたり、関心したり、思い当たる経験があることでしょう。
自と他の区別がつくのは人間の大きな特徴で、高度な社会生活ができるのもこの能力があるからです。
ミラーテスト、マークテストまたは鏡像自己認知テストというものがあります。
その名の通り、鏡に映った姿を自分だと認識できる能力で
人間以外にはチンパンジーやゴリラなども可能で犬も猫にもクリアできません。
(このミラーテストをある魚がクリアしてNEWSになったことが…面白いですよね)
さて、よく子どもは親をよく見ている、そして親が育てたように育つ、子は親の鏡だといいますよね。
私にはこうした高度な能力があるからこそ、
子は目の前に映るものを鏡のように自分に写す(トレース)能力がとても高いんだと思っています。
生きるために模倣する。これってとても本能的!!!
だからといって私たち親が常に手本となるような行動をしなければならないかというとそうとは限りません。
だってそんなの無理ですよね、一緒に生活してたらなおの事。
人はいかなる出来事からも学べる力を持っています。
それはネガティブなことでもポジティブなことでも同様です。
もし、あなたが間違った行動をとったり、良くない言葉を発してしまった場合は
どうか愛の言葉でその誤解を解いてあげてほしいと思います。
難しく考えずに、シンプルで良いかなと思います。
大きな声だして怒ってしまってごめんね。とか
キライで怒ったんじゃないよ。とか
素直さは確実に伝わります。
子どもたちは親からのたくさんのお土産をもらっていつか自分の力で羽ばたいていきます。
どうか子どもたちのお土産が愛情で溢れたものであることを願います。
良いお土産を持たせれば人生で訪れる困難に立ち向かうときのエネルギー源となります。
どんなときも、いつでも、あなたの味方だよ
どうかストレートに伝え続けてほしいなと思います。